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次代の社会を担うリーダーを目指して
内定者インタビュー

入念に面接練習を積み重ね、第一志望の企業に内定しました。
男性 内定者

株式会社
日本アクセス

菊池 理一さん

総合経営学部 経営学科 4年

2025年卒業

天理高等学校 出身

※学年は2025年3月時点のものです。

大学生活でどのような学修や課外活動に
取り組みましたか?

経営学のゼミナールに所属し、企業がどのような戦略でモノを売っているのかというテーマを中心に学びました。その中で、世界的アパレルメーカーの服に関心のない人に向けた売り方や、大手ディスカウントストアの商品陳列へのこだわり、さらに人が商品を見るときの視線の運び方などを知り、小売業の戦略の面白さを実感。さまざまな企業の分析を行う中で各企業の戦略や強みを理解することができるようになり、就職活動の企業分析でも役立ちました。
他に、学外での活動になりますが、地元の吹奏楽団で中学時代から続けている吹奏楽に打ち込みました。10代後半から60代まで幅広い世代が一丸となって全国のコンクールを目指す中で、私は金管楽器のグループリーダーを担当。経験豊富な年上の方にもアドバイスをする機会があり、例えを交えながらわかりやすく話すことや、自分がリーダーだからといって上から指示するような話し方ではなく、一緒に話し合ってより良い演奏を目指すという意識でコミュニケーションすることを心がけました。チームで一つの目標に向かって努力する経験や、幅広い世代の方と接した経験は、今後の社会人生活でもきっと役立つと思います。

就職活動では、どのような就職支援を
活用しましたか?

学部やゼミナールでの学びから商品開発の仕事に興味を持ったことと、コロナ禍を経て景気に左右されにくい業界で働きたいと考えていたことから、人の暮らしに欠かせない食品を扱う業界に絞って活動を進めました。その中で最大限活用したのがキャリアサポート室です。まずはエントリーシートの添削で、短い文章でわかりやすく伝えるというアドバイスをいただきました。回を重ねるごとに、結論まで遠回しな文章だったのが目に見えて良くなっていくことを実感でき、エントリーシートを提出した15社中14社で書類選考を通過できました。
さらに力を入れたのが面接練習です。面接があるたびに練習をしていただき、トータルで10回以上は行いました。1次面接の前には自己PRや学生時代に力を入れたことを伝える練習を行い、それ以降の面接の前には志望動機やさらに深い内容を想定した練習に。毎回「どの会社の○次面接」としっかり設定し、緊張感のある練習を積み重ねました。特に最終面接前の練習では志望動機や入社後にやりたいことを深掘りする質問をしていただき、本番で大いに成果を発揮できました。

就職活動で印象に残っている
エピソードを教えてください。

内定先である株式会社日本アクセスのインターンシップで志望度を高めていったことです。株式会社日本アクセスをはじめとした「卸」という業種は、食品業界の合同企業説明会で初めて知りました。それまで食品=メーカーというイメージでしたが、卸ではあらゆるメーカーの多種多様な商品を扱い、理系出身でなくても商品開発に携われることが興味深かったです。その後、インターンシップでスーパーでの商品陳列や物流の仕事などを体験し、自分のしたい仕事はこれだという確信を持ちました。また、先輩社員との座談会で、物流部門から営業部門に進み、お客様であるスーパーやコンビニと一緒に商品開発を手がけたというお話を伺い、私が将来目指している商品開発までの道のりを具体的にイメージできたこと、先輩たちの人柄や雰囲気が自分に合っていると感じたことで株式会社日本アクセスが第一志望になりました。面接では、インターンシップで伺ったお話をもとに自分のキャリアビジョンを具体的にお話しできたこと、そして全てのインターンシップに参加していたことが熱意として伝わり、内定をいただけたのではないかと思います。

就職活動を通じて学んだことや成長した点を
教えてください。

普段から何事にも慎重に準備するタイプですが、就職活動では準備の大切さを改めて感じました。どんな企業の面接でも聞かれることについては事前に考え抜き、わかりやすく伝わる順番や話し方を練習しておけば困ることはありません。練習を重ねるうちに自分の考えや伝えたいことの「軸」が明確になるのも大きなメリットです。本番ではもちろん緊張はしましたが、準備のおかげで限られた時間の中でも思いの丈を存分に伝えることができ、就職活動を通じて自分の考えを言語化する力も身につきました。
また、内定後には、私もお世話になったキャリアサポート室のアドバイザリースタッフとして活動しました。私自身、苦労しながらも自分で食品業界の情報を得てきたという自負があり、同じ業界を目指す後輩の力になりたいと考えたのです。アドバイスをもとに説明会に行ったという後輩からの報告を聞いたり、将来やりたい仕事について話し合えることにやりがいを感じました。同時に、相手を尊重しつつ自分の考えを伝えたりアドバイスしたりすることの難しさも実感し、さらに成長することができたと思います。

将来の目標は何ですか?

商品開発を通してお客様に貢献することです。この目標が明確になったのも、インターンシップで先輩社員から伺ったお話がきっかけ。その先輩が担当されている給食センターが、コロナ禍の際に学校給食がストップしたことで経営が厳しくなったそうです。そこで学校給食のアレルギー対策のノウハウを活かした商品開発に一緒に取り組み、経営の立て直しに役立てることができた…というお話でした。それまで商品開発とは漠然とヒット商品を生み出すことだと思っていましたが、お客様の悩みを解決する商品開発に感銘を受けました。入社後はまず全員が物流部門での仕事に就くため、そこで会社の考えや商品知識をしっかり身につけることが当面の目標です。その後は物流部門での経験を活かしてお客様の要望に応えられる営業として活躍し、その上で商品開発にも携わってみたいです。何かあれば「菊池さんに相談しよう」とお客様に思っていただけるような、信頼される人材へと成長したいですね。

受験生のみなさんへ

ゼミナール、資格取得、学生スタッフなど、さまざまなことに取り組みたいという方に大阪商業大学のチャレンジできる環境はぴったりだと思います。とはいえ、私自身は2年次まで「単位をしっかり取ろう」というぐらいの考えで毎日を過ごしていました。3年次で就職活動を始めて自分から行動しなければ何も進まないということを学び、それが意識を変えるターニングポイントになったのです。そこからは就職活動に限らず積極的な行動を心がけ、ずっと行きたかった場所に旅行したり、内定後はキャリアサポート室のアドバイザリースタッフにも挑戦し、充実感を味わうことができました。自ら行動して得られる経験や学びの大きさを、みなさんにも大学生活で実感していただきたいです。

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