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次代の社会を担うリーダーを目指して
内定者インタビュー

学生時代の多様な経験を、働く目的や将来の目標につなげました。
女性 内定者

株式会社ニトリ

小西 乃永さん

総合経営学部 経営学科 4年

2025年卒業

和歌山県立笠田高等学校 出身

※学年は2025年3月時点のものです。

大学生活でどのような学修や課外活動に
取り組みましたか?

オープンキャンパスの学生スタッフとして活動し、その中でアパレルブランドとのコラボでオープンキャンパス参加者へのノベルティを企画・制作しました。この企画・制作を通して深く印象に残っているのが、ブランドの商品企画の方が大切にされている「何のために作り、どう使ってもらうのか」というモノづくりへの考え方です。「何を作るのか」ということに意識が傾いていた私たちにアドバイスをしてくださり、改めて高校生がほしいもの、喜んでもらえるものについてアイデアを出し合うことができました。その結果、「コロナ禍で離れてしまった人と人との距離を縮めるための香りを作ろう」と、香水をつくることに。まだ香水を使ったことがない人にも使いやすく、持ち運びしやすいロールオンタイプで、香りも性別に関係なく楽しめるさっぱりとしたものにこだわりました。パッケージ案も一人ずつ持ち寄り、価格設定まで挑戦させていただくなど、自分たちで考え抜いたモノづくりができたことが貴重な経験になりました。実際にオープンキャンパスでプレゼントしたところ、目の前で高校生や保護者の方々が試して喜んでくださったことが嬉しかったですし、SNSの発信によってオープンキャンパスの参加者を増やすこともでき、達成感でいっぱいになりました。

就職活動では、どのような就職支援を
活用しましたか?

キャリアサポート室の就職支援の中では、履歴書の書き方を教わったことが役に立ちました。また、最初はエントリーシートがなかなか通過しなかったため、大学の先輩に添削をお願いし、文章が長くなる癖を指摘していただいて何度も書き直しました。客観的に見てもらったことがブラッシュアップにつながったと思います。他に、学外での合同企業説明会にも積極的に参加しました。教職や簿記の勉強をしていたことから、当初は教員や財務の仕事に興味を持っていましたが、学生スタッフの経験で「人と関わる仕事がしたい」と考えが変わり、合同企業説明会でさまざまな企業を見て回ったのです。その中で、新卒からでもチャレンジできる環境が整っていることを軸に、食品、インテリア、ITなど幅広い業界で営業やマーケティングの仕事を目指して就職活動を進めていきました。

就職活動で印象に残っている
エピソードを教えてください。

内定先である株式会社ニトリでは、エントリーの段階から何度も「働く目的」について質問されました。生活やお金のためではなく、「株式会社ニトリに入って、どのような仕事をしたいのか」という問いを深く考えたことが印象に残っています。私はアルバイトでの経験を自分の働く目的に落とし込みました。具体的には、テーマパークでのアルバイトでお客様に「非日常」の楽しさや高揚感を提供し、有名コーヒーチェーン店でのアルバイトでは日常に溶け込む小さな幸せをお届けしてきたという2つの経験を組み合わせ、「非日常を味わえるものをインテリアで伝えたい」というテーマを設定。毎日過ごす部屋でも、ひと味違った日常になるような商品を提供できる仕事に取り組みたいとアピールしました。さらに、学生スタッフでノベルティづくりに取り組み、商品の魅力を広げていく経験をしたこともうまく結びつけられたと思います。後から聞くとこうしたアプローチは他にはなかったそうで、ぜひ挑戦してほしいと評価していただけました。

就職活動を通じて学んだことや成長した点を
教えてください。

「しっかり取り組むほど結果はついてくる」ということを実感しました。大学の先輩からサポートを受けながらエントリーシートを何度も書き直して作り上げたことに加え、面接については本番の緊張感の中で経験を積むことを重視し、さまざまな業界の面接を10回以上受けました。そのたびに会社ごとに大切にしていることや社風に応じて、自分の強みがどのように結びつけられるかを柔軟に考えることができるようになったと思います。また、自己分析では教職、資格取得、部活動などさまざまなことに取り組んできたことを振り返り、挑戦する意欲が自分の大きな強みだと改めて実感しました。また、学生スタッフの活動やアルバイトではリーダーなどを目指す気持ちや、組織をより良くするための行動を大切にしてきたことから、向上心の強さにも自信を持てるようになりました。

将来の目標は何ですか?

私が株式会社ニトリへの入社を決めたのは、全国展開していることによる世の中への影響力の大きさと、部署数が多く成長できる機会が豊富であることが理由です。また、新入社員は全員が店舗勤務からスタートし、自分の力でキャリアを切り開いていける点にも惹かれました。株式会社ニトリでは、店舗勤務から先のキャリアプランを選考段階で明確にする必要があったので、さまざまな部署について調べました。まず、入社後はあえて馴染みのないエリアで挑戦したいと考えたため、北陸地方の店舗に勤務することが決まっています。そこで商品知識や数字について学びを深め、次は異なる地方の店舗でエリアごとの商品展開や販売方法を学ぶことが目標です。その後は広報宣伝部でテレビやSNSでの情報発信に携わり、最終的にはグローバルな情報発信をしてみたいと考えています。社会人生活を通して、物事を客観的に見てしっかり優先順位をつけられるような、ゆとりを持って仕事を進めていける人を目指したいですね。

受験生のみなさんへ

私が大阪商業大学で過ごした4年間は本当に濃密でした。学生スタッフや部活動の他に資格取得にもチャレンジし、日商簿記2級、ITパスポート、ファイナンシャルプランナー3級を取得。教職課程も履修し、教えること以外に道徳を学んだり人との関わり方を考えられたことも良い経験になったと思います。さらに、グローバル展開を目指す株式会社ニトリに就職することが決まってからは、TOEICの講座にチャレンジしたり、留学生バディとしても活動し、4年次でも取り組みたいことを全てやり切りました。大阪商業大学は、自分のやりたいことを実現できる場所です。「やるかやらないか迷ったら、やる方を選びなさい」という谷岡学長のメッセージの通り、みなさんも大学でやりたいことを妥協せず、思いっきりチャレンジする学生生活にしてください。

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