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次代の社会を担うリーダーを目指して
内定者インタビュー

何度も模擬面接を繰り返し、臨機応変な対応力が身につきました。
男性 内定者

ANA
エアポートサービス
株式会社

甲斐 辰輝さん

経済学部 経済学科 4年

2023年卒業

大阪府立大阪ビジネス
フロンティア高等学校 出身

※学年は2023年3月時点のものです。

大学生活でどのような学修や課外活動に
取り組みましたか?

観光に関するゼミナールに所属し、主に旅行ツアーを考えました。特に印象に残っているのは、先生の勧めで観光業関係者の学会で行われるツアー考案のコンペティションに応募したこと。細かな実現の可能性よりも、学生ならではの独創的なアイデアを求めているということで参加させていただきました。私たちが考えたのは、アメリカへの旅行ツアーで現役メジャーリーガーとのディナーができるというもの。価格以外の付加価値や他との差別化を考える難しさを感じつつ、観光に携わる楽しさを実感しました。
他に、学生スタッフとしてオープンキャンパスの運営にも携わり、来場した高校生や保護者の誘導や、施設紹介、学部学科選びのサポートなどを行いました。最初は友人を作りたいとか、大学生活の中で「これをやってきた」と言えるものがほしいという理由で始めた活動でしたが、取り組むうちに与えられた役割をこなすだけでは意味がないと感じ、何かを頼まれる前に自分が一番に動くことを意識するように。そうして身につけた主体性や、計画を立てて行動する力が就職活動でも大きな強みになりました。

就職活動では、どのような就職支援を
活用しましたか?

就職活動を始めたのは3年次の3月で、周りに比べるとかなりゆっくりしたスタートでした。履歴書もエントリーシートも自己PRも、何から始めればいいかまったくわからなかったので、それまでの遅れを取り戻すべく毎日のようにキャリアサポート室に通いました。履歴書の書き方から教わり、自己PRもオープンキャンパススタッフ活動で身につけた主体性について最大限アピールできるよう、何度も添削していただいて仕上げることができました。そういった数あるサポートの中でも、特に役立ったのは模擬面接です。緊張すると早口になる癖を指摘していただき、どんな時も落ち着いてゆっくりと話すことを意識しました。また、結論や伝えたいことをまず述べ、それを裏付ける経験など具体的な根拠をつけ加えていく話し方も身につきました。

就職活動で印象に残っている
エピソードを教えてください。

私は中学生の頃から飛行機を見るのが好きで、高校生になると、週末にカメラを持って東大阪の自宅から伊丹空港に通っていたほど。そのため大学入学時から航空業界への就職を目指していました。その中で、内定をいただいたANAエアポートサービス株式会社の採用試験が実際の訓練施設で行われたことが印象に残っています。面接会場からたくさんの飛行機が見えたほか、シミュレーターなどの訓練機材を実際に見せていただき、ますます志望度が高まりました。面接ではまったく想定していなかったSDGsに関する質問をされたのですが、なんとか機転を効かせて答えることができ、模擬面接の成果を実感しました。実は大阪商業大学の模擬面接は、かなり幅広くかつ鋭い質問を次々にされるため、本番よりも緊張するほどなのです。さまざまな質問に臨機応変に対応する練習を繰り返していたおかげで、本番では落ち着いて自分の考えを簡潔にわかりやすく説明できました。また、内定時に「笑顔が印象的だった」と面接官の方に言われたように、持ち前の笑顔と明るい性格も武器になったと思います。

就職活動を通じて学んだことや成長した点を
教えてください。

自分も知らなかった一面を知ることができたのが就職活動での収穫です。以前は人と話すことが得意ではないと思っていましたが、選考で行われたグループディスカッションや内定式で周りの人としっかり話せたことで、きっかけがあればスムーズにコミュニケーションできることに気づきました。自分から話しかけることに苦手意識があっただけで、人と関わること自体は楽しめているとわかり、コミュニケーション力に少し自信が持てるようになりました。また、相手にわかりやすく、簡潔に自分の考えを伝える力を身につけることができたのも成長した点です。最初は何度も同じ話をしたり、質問の答えになっていない話をしてしまうこともありましたが、きちんと論理立てた話し方ができるようになれたのは、何度も模擬面接をしてくださった大学職員の方々のおかげです。

将来の目標は何ですか?

内定先のANAエアポートサービス株式会社は国内線・国際線とも多くの発着がある羽田空港が勤務地となるため、多種多様な飛行機に携われると考えて第一志望としていました。入社後は、滑走路で飛行機の誘導を行うグランドハンドリングなどに携わるので、とても楽しみにしています。どんな業務をするにも特殊車両の免許などの資格が必要になるため、日々の勉強を怠らず、できる仕事をどんどん増やしていきたいですね。中でも、飛行機のバック走行をサポートする「プッシュバック」は特に挑戦してみたい業務の一つです。また、将来は海外でのグランドハンドリングのインストラクターとして活躍することを目標にしているほか、内定先からキャビンアテンダントになった方もいるので、チャンスがあれば挑戦したいと考えています。

受験生のみなさんへ

大学に入学する際、まず大切なのは学部学科選びです。大阪商業大学では他学科の講義を受けることもできますが、メインにする学科は「友達がいるから」「なんとなく」といった選び方ではなく、何を学びたいかをしっかり考えて決めることをおすすめします。そして、「やるかやらんか、迷ったらやる!」という谷岡学長の教えのもと、さまざまな挑戦ができる環境を存分に生かしてほしいですね。私もファイナンシャルプランナー2級の資格取得や、オープンキャンパススタッフの活動、内定後には後輩の就職活動をサポートするアドバイザリースタッフとしての活動にも挑戦しました。それらを通じて先輩・後輩はもちろん職員の方々ともたくさん交流して多様な価値観を知り、視野が広がったことで充実した学生生活を送ることができたと思います。みなさんも、少しでも興味のあることにはぜひ一歩踏み出してください。経験は人生を豊かにしてくれますよ。

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