大学生活でどのような学修や課外活動に
取り組みましたか?

準硬式野球部のマネージャーを務めました。この活動は私の大学生活そのものといっても過言ではありません。高校時代のバレーボール部で仲間をサポートする立場を経験したことで、誰かのためになることにやりがいを感じたことがマネージャーに挑戦したきっかけです。準硬式野球部のマネージャーは、練習時の球拾いや、SNSの更新とそのための写真撮影、試合などに必要な書類の作成、試合時のアナウンスやスコア記録、選手のアイシングやテーピングまで、選手がプレーに集中できるよう多岐にわたるサポートを行います。入部当初は野球のルールも含めてわからないことばかりだったため、先輩マネージャーが行っていることを見て学び、疑問に思ったことはどんどん質問して知識や業務に取り組む姿勢を吸収していきました。大変なこともありましたが、チームが一つになってリーグ戦優勝という目標に向かう姿を支えられたこと、そして3年次に阪神六大学準硬式野球秋季リーグ戦で念願の優勝をつかみ取った時の喜びは今も強く心に残っています。何事も選手に頼まれる前に先回りして準備することで、臨機応変な行動力が身につきましたし、部に迷惑がかかることのないよう、普段の行動や生活態度にも気を配るなど責任感が強くなったことでも自分の成長を感じます。
就職活動では、どのような就職支援を
活用しましたか?

警察官を目指すようになったのは、部活動でお世話になった先輩が警察官になり、仕事のお話を聞いたことがきっかけ。自らの身を挺して地域住民を守るという仕事に憧れを抱き、3年次の春から公務員試験対策講座を受講しました。部活動をしていた私にとって、決められた時間に勉強できるのが大きなメリットでした。幅広い出題範囲を一人でテキストを見て勉強するのはかなり難しいと感じていたため、要点を先生が説明してくださることがとてもありがたかったです。家で集中して勉強をするのが苦手だったこともあり、部活動が終わったら講座を受講し、わからないことは講座の時間内で解決しようと集中することを心がけました。
就職活動で印象に残っている
エピソードを教えてください。
部活動などが忙しく、公務員試験対策講座の面接対策以外にあまり面接練習を行っていなかったため、面接でかなり苦戦しました。特に集団面接で、他の学生の受け答えや自己PRの完成度が高すぎて驚いたことも…。いくつかの面接を受ける中で、私も自分をアピールするために多少オーバーに話したほうがいいのかと迷いました。ただ、面接官は非常に多くの学生を見てきている方々。嘘をついてもすぐに見抜かれるだろうと思いましたし、警察官という職業を目指すからこそ、嘘偽りのない姿勢が重要だと考え、自分の良さである「正直さ」を大切にすることにしました。第一志望について聞かれても「迷っている」と正直に答え、あまり話せることがないと感じた質問の場合も自分を取り繕うようなことはしませんでした。一方で、部活動で仲間を支えた経験や、責任感が身についたこと、先を見通して柔軟に行動できるようになったことなどはしっかり伝えることができ、それらを総合的に評価していただいたのではないかと思います。幸いにも合格できましたが、事前にできる準備はするべきだったというのが大きな反省点。後輩のみなさんにはキャリアサポート室できちんと練習して臨むことをおすすめします。
就職活動を通じて学んだことや成長した点を
教えてください。

授業、部活動、アルバイトと勉強の両立はとても大変でしたが、責任を持って部活動を続けていたからこそ勉強も継続できたと感じます。何かを犠牲にするのではなく、やりたいことをすべて続けたこと、それを自分で選択したことで最後までやり切ることができました。とはいえ時間にゆとりがあるわけではなかったので、公務員試験対策講座以外では、「アルバイトに行く前に3問だけ過去問を解こう」など、隙間時間を使いながらコツコツ勉強しました。また、苦手な暗記系科目の克服より、得意科目であり試験での配点が高い数学に力を入れるなど割り切って勉強したことで、忙しい中でも合格を勝ち取ることができたと思います。また、準硬式野球部で公務員を目指す仲間が多くいたため、練習後に公務員試験対策講座をみんなで受講するというリズムもできていました。「教えて」と頼まれた箇所を説明することで自分の深い理解にもつながりましたし、何より一人で部活動と勉強を両立するのは心細かったと思うので、一緒に頑張る仲間の存在が大きな支えになりました。
将来の目標は何ですか?

私が警察官を志したのは、上でも述べた部活動の先輩の影響もありますが、自分自身も過去に被害を受けた経験があるからです。その際、世の中には声を上げられずに苦しんでいる人が多くいるのではないかと考え、「犯罪を許してはならない」「被害者の力になりたい」という強い思いが芽生えました。入職直後から行われる警察学校での訓練を終えると地域の交番への配属となるため、まずは地域住民のみなさんとの交流を大切にしていきたいですし、将来は生活安全課で子どもや女性、高齢者を守り、犯罪を未然に防ぐ活動にも挑戦してみたいと考えています。人々の不安や悩みに寄り添い、身近で頼れる警察官として成長したいですね。また、前向きに笑顔を絶やさず生きていくことが人生における目標です。










